パークハウス多摩川の住人日記

大田区の下丸子、鵜の木の多摩川沿いにたつパークハウス多摩川の紹介、コンセプト、構造、住みやすさ、売買・賃貸物件などを紹介するブログです。

パークハウス多摩川の中古物件はどうか。

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パークハウス多摩川の中古の物件、戸数も多いので年間でそれなりに数は出て来ます。ただ4棟のマンションと管理棟の北街区、5棟のマンションと管理棟の南街区で総戸数が575もあるので、一定数は毎年売りに出てくることでしょう。

北と南で異なる点はありますし、棟ごとに位置が異なるため日当たりや眺望も違って来ます。また間取りも微妙に棟ごとに違いがあるため判断するのが難しいかもしれません。パークハウス多摩川に興味がある方のためにそれぞれの特徴を整理したいと思います。

どの棟がよいか

北街区

多摩川に面した、番館が人気です。バルコニーからは多摩川、富士山を眺めることができます。最近は再開発で勢いのある武蔵小杉のタワーマンション群も見えますがこれはご愛嬌。北街区の方が先に開発が始まったため、こちらの方が築年数でみると古くなっています。

 

南街区

北、南合わせて一番人気なのが南参番館。23階建で一番背が高く、多摩川に面しており、眺望も抜群です。非常に人気があり、他の棟から移り住む方も多いそうです。

 

価格はどうか

パークハウス多摩川の中古物件の価格を見てみましょう。分譲当時は最高価格で7億円もの価格がつい程ましたが、直近では坪単価で200万弱くらいで制約している事例が多いようです。物件によりリフォームをトータルで実施しているものもあれば、リフォームなどは基本してないものもあるため、一概に比較できません。

だいたい100平米で6,000万前後の価格をベースとしてみておけば間違いないでしょう。棟によって価格の差異もあります。南参番館は中でも一番高い部類に入ります。

周辺の川沿いの東京サーハウスやブラウトリエなど築10年選手のマンション群があまり変わらない価格か少し安い価格ということを考えるとこのパークハウス多摩川の特別さ、グレードの違いというものが際立って見えます。(人の好みもあるので一概にはいえませんが)

築20年以上たっているが・・

パークハウス多摩川の管理体制を紹介した下記の記事でも述べていますが、このマンションはかなりよく管理されています。

 

parkhouse-tamagawa.hatenablog.com

築20年以上たち、分譲当時に億ションだったものを割安に購入できるようになったと捉えるべきです。修繕もきめ細やかに行っているので、今後の心配もありません。

パークハウス多摩川にご興味をお持ちの方、もしくは売却を検討されている方は下記のフォームよりお問い合わせください。

goo.gl

*1:引用元:三菱地所レジデンスHP

マンションは管理を買えといいますが、パークハウス多摩川の管理体制

「マンションは管理を買え」ということを聞いたことがありますか。中古マンションの売買も多くなってきた昨今、マンションに長く安心して住んでいくために重要なのはその管理体制だと言われています。確かに、10年、20年と住んでいく中で痛んだり、壊れたものの修繕をしっかり行っているかどうかは重要なポイントです。

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パークハウス多摩川の管理は群を抜いています。24時間有人で管理棟からマンションの住人を見守っています。各居室からスイッチ一つで管理人へ電話で連絡ができ、なにかあればすぐに駆けつけてくれます。部屋の中の水道や建具などの不具合も対応できる技術スタッフがいるため、何かあったとしても安心です。

最近の新築マンションには必ずついている宅配ボックスですが、パークハウス多摩川には付いていません。少し手間がかかるかもしれませんが、不在の場合は管理棟で預かってくれているのです。宅配ボックスがあったとしてもよくある問題としては、宅配ボックスに荷物が入っているため結局届けることができないため、パークハウス多摩川の管理会社のこの対応は重宝しています。

広大な敷地は地下に駐車場、地上の植栽、庭園、多摩川沿いの緑道と幅広いですが、よく手入れされていて気持ちが良いです。管理費が高いという方も中にはいるようですが、管理費の高さに負けないくらいしっかりと対応していると言えるでしょう。

ヴィンテージマンションという言葉を聞くことがあります。古さだけでなく、マンションの中身を運営している取り組みも見た上で判断できると良いと思います。

 

パークハウス多摩川の口コミ・評判

パークハウス多摩川に住んでいる方や住んでいた方はこのマンションをどう評価していえるのか気になる方も居るだろう。外から見ているだけではわからない、実際に住んでみて感じる良さや気になる点をまとめてみた。

分譲当時から住んでいるAさんは下記のように述べている。

政財界の一流の方々が住んでいるため、敷地内であってもしっかり挨拶をする方が多い。リテラシーが高い方が多いためか管理組合の運営もかなりしっかりやってくれている。

経営者であるIさんは、住環境が非常に気に入っているようだ。

目の前に多摩川を臨み、晴れた日には富士山が見えます。朝や夕方に多摩川土手を走ったり散歩は非常に気持ちがいいです。(50代 男性)

スーパーや飲食店も駅前にあり不自由はない、強いて言えば少しこだわった食材がほしいときは田園調布や自由が丘に出れば入手できるので、そこまで気にならない。(40代 女性)

朝起きると東からの朝日がリビングから見えます。1日中日差しがどこかから差し込んでいて非常に気持ちがいいです。(40代 男性)

 

管理組合がしっかりしていて、20年たった今もきめ細かいところまで丁寧に管理されているとのこと。

 

管理組合がしっかりしている。細かいところまできっちりとルールを決めて運営している印象がある。うるさいと感じる方も居ると思うが良い点であるとも思う。(50代 男性)

管理棟がある。24時間体制で運営しているため何かあったときにも対応できる。非常二便利。各住居のインターフォンからボタン一つで連絡を取ることも出来る。ゴミ置き場の清掃や敷地の植栽の管理も行き届いている。(40代 女性)

部屋の中の様々な水道や電気、建て具などの技術専門のスタッフの方が管理スタッフの中にいて、何か困ったことがあるとすぐにきてくれて解決してくれる。管理費は多少高いと感じることもあるが、それに見合ったサービスが提供されている。(30代 男性)

良いところばかりではなく、気になる点も。

平均で100平米と各部屋の面積はかなり広い。余裕があって良いのだが、収納スペースが少ないため、収納の家具が必要になると思う。(50代 女性)

騒音を気にしてか、管理組合の規則でフローリングは禁止でカーペット鹿ダメ。(30代 女性)

カーペットは好き嫌いが分かれるみたいですね。高級マンションはだいたいカーペットのような気がしますので、一概に悪いとは言えませんね。

カジュアルに利用できる飲食店はあるが、こだわりの美味しい店はほとんどないため、少し残念。できればはやると思う。(40代 女性)

いかがでしたか。パークハウス多摩川に興味がある方にとって参考になれば幸いです。 

パークハウス多摩川の作り手の思い・コンセプトとは?

パークハウス多摩川は、今もその価値は落ちずに逆にあがっている広尾ガーデンヒルズと双璧をなすビッグプロジェクトでした。広尾ガーデンヒルズが数社による共同事業出あったのに対してパークハウス多摩川は三菱地所がそのプライドをかけて取り組んだプロジェクトです。

パークハウス多摩川のコンセプト

下記の記事でも紹介したように、当時の合言葉は「今、東京で考えられる最善のマンションをつくろう」だったそうです。

parkhouse-tamagawa.hatenablog.com

 

その合言葉をもとに追求した理想のマンションはどのようなものだったか。パークハウス多摩川に実際に訪れてみると感じるのは、その広大な敷地の中で、十分すぎるくらいにゆとりと清々しさを感じることができます。

パークハウス多摩川の敷地に感じるゆとり

なぜゆとりを感じることができるかというと、車の姿をほとんどみかけることがないためだ。ここ最近のマンションはだいたい敷地内に駐車場を構えているため、そこまで余裕のある敷地をもっているところは少ないでしょう。

 

パークハウス多摩川は駐車場を地下に配置したのだ。一般的にマンションの建物の下だけに地下駐車場は設置されるが、ほぼ敷地全面に地下駐車場を設置し、575戸に対して、700台分の駐車スペースを確保したのです。

関係者の一人がインタビューで下記のように答えています。

「とにかく緑地をたくさん確保して、心地よい住環境をつくりたかったのです。遊歩道も整備して居住者がのんびりと散策をしながら、豊かな自然を楽しめる工夫が必要だと思っていました。それに対するひとつの回答が自動車を敷地内から見えないようにすることだったのです」

 敷地を歩いてみたり、部屋から敷地や周辺を眺めてみると、この作り手の思いを感じることができる。心地よい住環境と文字で書いてもなかなか伝わらないことが、ここパークハウス多摩川では感じることができます。

昨今の不動産市況の盛り上がりの中で、主役である住人が忘れられ、採算がとれるかどうかで立てられるマンションとは雲泥の差を感じるでしょう。

敷地内の空間設計

パークハウス多摩川の敷地の周辺は多摩川側と裏側は住宅街で高い建物はない。多摩川方面をあるいてみると道路を挟むことなく多摩川土手に出ることができる。また土手との間に緑道を竣工時に整備しており、アーティストによる彫刻を置いて、ゆったりとした空間を創り出しています。

他にもこだわりのポイントはたくさんあるので、回を分けて紹介していきたいと思います。

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パークハウス多摩川とは

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パークハウス多摩川は東急多摩川線「鵜の木」駅にあるマンション。バブル期の名残を感じる豪華なアートや余裕をもった敷地、管理の行き届いた植栽、十分に余裕をもった間取りの部屋などが評価されているヴィンテージマンションだ。

最近の新築マンションは70平米で3LDKのように建築費の高騰と不動産市況の盛り上がりを受けて、だんだん狭く、グレードも落ちてきている物件が多い。そんな中、築20年を超えてなお一層魅力を増しているといっても過言ではないと思う。パークハウス多摩川はバブル期に建てられただけあって敷地、専有部分も平均で100平米を超え、間取りも工夫されているなど優れた点が多い。

「パークハウス多摩川」は、財閥系デベロッパーの三菱地所がマンションをただ建てるだけでなく、広く「まちづくり」に取り組んできた20世紀の総決算だと公言しているプロジェクトだった。

そのコンセプトは、三菱地所のサイトでのパークハウス多摩川の紹介を引用すると下記のように書かれている。

21世紀を目前に控えたタイミングにおいて「世代を超えて住み継がれる住宅」「生活を愉しむ住まい」「人と自然の共生」など、現代にも共通する課題を丹念に紡ぐことで「今、東京で考えられる最善のマンションをつくろう」としたのだ。

「今、東京で考えられる最善のマンション」と銘打っている。昨今の新築マンションのマンションポエムと比べると雲泥の差を感じる。作り手の想いを感じるエピソードである。

このプロジェクトのメンバーは「パークハウス多摩川」の前に、港区・広尾で他のデベロッパーとの共同事業で「広尾ガーデンヒルズ」に取り組んでいたらしい。共同事業という制約もあリ、必ずしもやりたいことがすべて実現できたわけではなく、広尾でできなかったことを実現したいという思いで取り組んだのがパークハウス多摩川というプロジェクトだった。

パークハウス多摩川の竣工当時の状況は下記の通り。

  • 1988年(昭和63年)9月に第1期工事が始まり、以降第5期までの工事を経て、1993年(平成5年)11月に完成した。
  • マンションが建っている土地は、三菱自動車工業の下丸子工場があった。1985年(昭和60年)、その一部が新川崎に移転したのをきっかけに三菱地所が跡地を取得し、計画が始まった。
  • 4棟のマンションと1軒の管理棟からなる北街区と5棟のマンションと1軒の管理棟を擁する南街区を合わせた、約3万4000㎡の巨大な敷地。総戸数575戸のビッグプロジェクト。

このブログではパークハウス多摩川の魅力を徹底解剖していく。パークハウス多摩川にご興味をお持ちの方、もしくは売却を検討されている方は下記のフォームよりお問い合わせください。

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