パークハウス多摩川の住人日記

大田区の下丸子、鵜の木の多摩川沿いにたつパークハウス多摩川の紹介、コンセプト、構造、住みやすさ、売買・賃貸物件などを紹介するブログです。

パークハウス多摩川とは

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パークハウス多摩川は東急多摩川線「鵜の木」駅にあるマンション。バブル期の名残を感じる豪華なアートや余裕をもった敷地、管理の行き届いた植栽、十分に余裕をもった間取りの部屋などが評価されているヴィンテージマンションだ。

最近の新築マンションは70平米で3LDKのように建築費の高騰と不動産市況の盛り上がりを受けて、だんだん狭く、グレードも落ちてきている物件が多い。そんな中、築20年を超えてなお一層魅力を増しているといっても過言ではないと思う。パークハウス多摩川はバブル期に建てられただけあって敷地、専有部分も平均で100平米を超え、間取りも工夫されているなど優れた点が多い。

「パークハウス多摩川」は、財閥系デベロッパーの三菱地所がマンションをただ建てるだけでなく、広く「まちづくり」に取り組んできた20世紀の総決算だと公言しているプロジェクトだった。

そのコンセプトは、三菱地所のサイトでのパークハウス多摩川の紹介を引用すると下記のように書かれている。

21世紀を目前に控えたタイミングにおいて「世代を超えて住み継がれる住宅」「生活を愉しむ住まい」「人と自然の共生」など、現代にも共通する課題を丹念に紡ぐことで「今、東京で考えられる最善のマンションをつくろう」としたのだ。

「今、東京で考えられる最善のマンション」と銘打っている。昨今の新築マンションのマンションポエムと比べると雲泥の差を感じる。作り手の想いを感じるエピソードである。

このプロジェクトのメンバーは「パークハウス多摩川」の前に、港区・広尾で他のデベロッパーとの共同事業で「広尾ガーデンヒルズ」に取り組んでいたらしい。共同事業という制約もあリ、必ずしもやりたいことがすべて実現できたわけではなく、広尾でできなかったことを実現したいという思いで取り組んだのがパークハウス多摩川というプロジェクトだった。

パークハウス多摩川の竣工当時の状況は下記の通り。

  • 1988年(昭和63年)9月に第1期工事が始まり、以降第5期までの工事を経て、1993年(平成5年)11月に完成した。
  • マンションが建っている土地は、三菱自動車工業の下丸子工場があった。1985年(昭和60年)、その一部が新川崎に移転したのをきっかけに三菱地所が跡地を取得し、計画が始まった。
  • 4棟のマンションと1軒の管理棟からなる北街区と5棟のマンションと1軒の管理棟を擁する南街区を合わせた、約3万4000㎡の巨大な敷地。総戸数575戸のビッグプロジェクト。

このブログではパークハウス多摩川の魅力を徹底解剖していく。パークハウス多摩川にご興味をお持ちの方、もしくは売却を検討されている方は下記のフォームよりお問い合わせください。

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